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外壁を塗装して3年目のアパートの化粧の梁が落ちてきました。化粧であることと、下には人が入れないようになっているので、大きな事故にはなりませんでしたが、塗装してしっかりしていたはずなのにどうしてでしょうか?
当時、業者さんは梁の付け根部分が黒く変色している状況を目にしていたのですが、塗装工事の依頼であったために、その変色部分を綺麗に塗装して仕上げて引き渡したのです。オーナーは別のところに住んでいて、現場には同じ塗装仲間がいるだけで、誰に相談することなく、自分の仕事に遂行していったのです。悪いことが重なったケースですが、専門業者だけで現場を進めていると、多かれ少なかれ発生する事故なのです。
そう、現場には、その現実にどう対応するかを判断する監督が必要なのです。その建物には、どの分野の技術が必要なのかを判断し、提案し、工事を進めていくことで、建物の美観と構造が保たれ、永く安心した生活が送れるものになります。
まずは塗装業者の種類を知りましょう。
最も多いのがインターホンをピンポンするところからはじまる、訪問販売を主とした会社です。工事部門を自社に抱えていないため、外部に全て委託していています。金額は営業会社の利益を載せて販売するため、相場より高い事が多いです。中には相場金額で販売している会社もありますが、自社の利益を差し引いてから外部に委託するため、技術のある外部業者であったとしても、「手抜き」工事をせざるを得ないケースも多々あるようです。
営業専門会社が受注した工事を施工する施工専門会社です。技術、経験のある優良業者がたくさんいらっしゃいますが、①で記載した通り、営業会社の利益を差し引かれた金額で仕事を請け負っています。そのため営業会社の方が立場が強く、かなりの利益を差し引かれて請けている会社が多いです。営業会社が値引きをして販売したケースなどでは必要経費が捻出できず、職人へ無理な仕事量を任せたり、手抜きをせざると得ない工事があるようです。最近では、インターネットなどを上手く活用し、自社で受注できる体制を取っている会社も増えてきています。そういった場合は中間マージンが発生しないので、安くて高品質な塗装が可能です。
ただしあくまで塗装が主にになるため、表面を綺麗に塗装したとしても老朽化が進んでいてすぐにひび割れたり、雨漏りが発生した場合に関しては、保証をうたっている会社でも塗装前から建物に原因があった際は保証外になるなど、 塗装後のクレームが多いのが現状です。
様々な協力会社を抱え、総合的な工事を提案、施工する会社です。 塗装がご希望であったとしても、お住まい全体をしっかりと調査した上で塗装を受注しています。老朽化や将来的に雨漏りしそうな箇所なども調査段階で見極め、見た目だけでなく安全面・機能面も考慮した塗装工事の提案・施工を行います。費用は塗装工事施工専門会社よりやや値が上がりますが、10年、20年以上安心して暮らせる塗装工事を行います。
※①・②はこの業界で長年経験を積んできた当社が、お客様や協力会社から伺った体験談を基に把握しているお話です。
※③は当社(アーキテック創和)のケースです。修繕管理会社も様々な会社があり、その会社によって特徴は事なります。
ただ今準備中です。